日曜日のパリ。
曇り、晴れ、雨、すべてが入り混じった気まぐれなお天気の中、
6区のHUGO & VICTORへ。
敷居の高さを感じさせるハイソな店構え。
お客さん、誰もいません。
入りにくいな~
緊張しながら意を決して入ると・・・
店内にはフレッシュ感あふれるタルトやアントルメが展示されています。
まるで宝石のようにキラキラ♪
すばらしいプレゼンテーションにワクワク
でも何か買うまでは写真はご法度と思って、ともかく買います。
有名な半球形のチョコと
ボンボン・ショコラ
それからエスカルゴに
フィナンシェも。
ところが、なんと!
「店内は撮影禁止」と言われたのでした。がっかり~
で、お店の外側からようやく撮った一枚。
パリのお菓子屋さんはほとんど簡易包装なのに、
こんな立派な手提げ袋に入れてくれます。(お値段も立派でした)
食べてみた感想。
チョコレート: おいしい。でも、私の舌がおかしいのか、
感激するほどじゃない。期待が大きすぎたのかな?
エスカルゴ: これはちょっと油っぽくて私は苦手。
DU PAIN ET DES IDÉEのエスカルゴの方がずっとおいしいと思う。
フィナンシェ: 甘さ控えめ、ほのかにアーモンドの香り。
イルプルの、焦がしバターやバニラの風味の効いたフィナンシェにくらべ、
物足りなく思うかもしれませんが、それとは別のおいしさがあると思いました。
このお店は、もしかしたらフレッシュなお菓子の方が得意なのかも。
撮影禁止の店内のお菓子、と~ってもおいしそうだったもの。
どれもホールだったから、さすがに買えなかったけど、
次回、一切れから買えるタルトなどを試してみようと思います。
さてもう1件。
季節の味、サクランボのクラフティーを食べくらべたくて、
JEAN MILLET まで急いで行ったのに、すでに売り切れ。
「火曜にまたいらっしゃい」とお店の人に言われました。シュン・・・
仕方ないので、同じ通りのLE MOULIN DE LA VIERGEで買い物。
パン屋さんなんですが、ここのお菓子、なかなかおいしんですよ。
HUGO & VICTORとは対照的に、こんな風に紙に包んでポンと渡されます。
ずっしり重い~
包みの中は、フランです。
ミルクと卵と粉と砂糖、いたってシンプルな材料だけでできているのに、
本当においしい。
何もむずかしくない、素直で平和な味にホッとします。
甘さもほどよく、表面の焦げ目がまた香ばしい。
むっちりした食感やパイ生地とのバランスもよくて、
おいしいなぁ、おいしいなぁと言いながら食べつくしました。
以前食べたマカロン(
☆)もおいしかったし、
ここはちょくちょく立ち寄りたいお気に入りです。
テスト明けの金曜からスーッと気温がさがってきたパリ。
10℃位は平気で上下するので油断できません。
陽ざしが少ないと観光客の出足もにぶい感じでした。
今週は低温が続きそうなので、風邪ひかないようにしなくちゃね。
おいしいお菓子で元気をチャージしたことだし、明日からまたがんばろう♪
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