ゆっくりできる週末の朝。
マルシェで今が旬のフルーツやお野菜をどっさり買いこみ、
時間をかけて朝ごはんをいただきます。
ホストマザーのヴェロニクに教えてもらったマルシェは、歩いて10分くらい。
ちょっと遠いけど、フルーツがよく熟れていておいしく、
しかもお値段も良心的なので毎週足をのばします。
こちらで八百屋さんを開いているのは、
モロッコやチュニジア出身の北アフリカ系の人たちが多いようです。
買い物中にも、アラビア語でしょうか、聞きなれない言語が飛び交います。
午後からはクラスメイトに教えてもらったお店へ。
La Pâtisserie by Cyril Lignac (シリル・リニャックのお菓子屋さん)
かなり斬新なデザインのお菓子たち。いったいどんなお味なのでしょう?
クラスメイトに聞くところ、
シリル・リニャックはフランスでは超有名なシェフだそうです。
まだ30代にして3つのレストランを経営していて、
雑誌やテレビなどメディアへの露出も多い売れっ子なんですって。
その彼がフォションのシェフ・パティシエを迎えてオープンしたお店は、
11区の小道を入ったところにある小さな店舗。
小さなお店ながら、ケーキの他、パン類も充実。
私がいたわずかな時間にもケーキの補充がされていて、
商品の回転が速いようです。
クイニーアマン
バターたっぷりのイメージが濃いクイニーアマンですが、
これは今まで食べたクイニーアマンの中で一番あっさり、軽い。
甘味も控えめで、どすこい系とはまたちがって新鮮なおいしさでした。
かわいい形に思わず惹かれて買ったレモンタルト
このスタイル、このごろよく見かけると思っていましたが、ここ発祥なのかしら?
ルックスは斬新ですが、お味は正統派。
この日は暑かったせいか、帰宅したときはちょっと味がぼけていましたが、
冷蔵庫でほんの少し冷やしていただくと、レモンの香りが引き立ち、
ぐっとおいしくなりました。
赤いフルーツのミルフィーユ。
クラシックな段々重ねを縦にしたスタイル。
おもしろいだけでなく、パイ生地のサクサク感を保つ効果もあるようです。
中はこんなふう。
真ん中にゼラチンで固めたようなベリークリームがはさんであります。
甘味は控えめで、これも少しだけ冷やした方が果物の風味がよみがえっておいしくなりました。
そういえば・・・
ベルエでも縦重ねではないけど、同じようなミルフィーユを習いましたよ!
最初の週だったと思います。抜群においしかった。
フランクが作ったミルフィーユの味に感動した記憶がよみがえってきました。
<お店の情報>
La Patisserie by Cyril Lignac
住所: 24 rue Paul Bert 75011 Paris
営業時間:7:00~20:00 月曜休
メトロ: 9番線Charonne または8番線Feidherbe-Chaligny
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