2014年5月4日(日)
スタージュ115日目。
この週末もいつものように、ケータリングのオーダーが集中!
お客様のリクエストに応じて、定番の他、いつもとちがうメニューも加えます。
写真向かって右側は、カボチャのアパレイユに、
薄くてパリパリしたカラサウという、サルデーニャ島のパンと、
エビのグリルを添えたもの。
アパレイユにはミントがほのかに効いていて、とてもいいアクセント。
これからの季節にもふさわしいと思います。
向かって左側のアパレイユは、なすが主体。
セミドライトマトのペーストと、ナスの皮を揚げたものを添えます。
この丸いのは、プチトマトにピスタチオをまぶして揚げたもの。
かわいいでしょう?
スペックというハムに、モッツァレッラを巻いて一緒に串にさします。
このモッツァレッラ、ブーファラ(水牛)のミルクでできています。
乳牛製よりコクがあって、スペックの濃い味に負けないおいしさ!
更にパーティー用には、このようにドーム型に仕上げます。
旬のアスパラガスを使ったアミューズ。
ひとくちサイズのパンにアスパラガスのクリームを絞ります。
パンには玉ねぎが少し入っていて、そのままでも美味しい。
もちろん、このパンも自家製です。
ラボで作るケータリングメニューは、一口で食べられるものがほとんど。
小さいものって、ちまちまと手間がかかるんですよね。
うちのラボでは、ソースからパンから自家製なので、
種類を多く作ると、すごく時間がかかります。
なので、いつも3~4人がかりの人海戦術です。
ところで、このケータリング(Catering)、
こちらでは”
カーテリング”と呼ばれています。
最初は、カーテリング、カーテリングって言われても、
なんのことか分からなくて、紙に書いてもらい、
ああ、ケータリングのことね!と、ようやくわかった次第。
イタリア語はローマ字読みなので、CATERINGはカーテリング。
言われてみれば、なるほど、その通りですね!
★All Rights Reserved.
当ブログ上に掲載されている写真の無断複写、転載等の利用・使用は
お断りいたします。