2014年6月2日(月)
パスティッチェリア・カッペッロでのスタージュ 140日目。
トルタ・フラゴリーネ・エ・パンナ(torta fragoline e panna)
毎日ショーケースに並ぶ、人気商品です。
イタリア的なショートケーキといったところでしょうか。
フラゴリーネは苺より小さくて、甘味が強いフルーツ。
可憐でおいしいので、パスティッチェリア・カッペッロではいろんな
お菓子にふんだんに使っています。
日本のショートケーキと大きく違うのはスポンジでしょう。
こちらのは油脂分を加えることがなく、カサッとしています。
そのままで使うことはなく、必ずたっぷりシロップを打ちます。
本当に
たっぷりです。
その量たるや、想像をはるかに超えていて、最初見た時は、
「こんなに??」と、
ビックリ仰天したほど・・・
バターでしっとりさせるのではなく、シロップでしっとりさせるのですね。
生クリームの油脂分も、日本のショートケーキに使われるものより低く、
35%~38%くらい。
なので、意外にあっさり。
食べた後に胃にもたれるということもありません。
ところで今日、6月2日は、イタリアの共和国建国記念日
FESTA DELLA REPUBBLICAで、祝日です。
とはいっても、うちのお店は祝日には必ずオープンしていますが・・・
首都ローマでは大がかりな軍事パレードなどが催されるそうですが、
ここパレルモは何事もなく、ごく普通の祝日といった感じです。
1946年に王制から共和国に変わったといいますから、
国の体制としては、まだまだ新しいのですね。
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